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シニアライフ・相続アドバイザー合格体験記(グダグダの3か月編)

皆さんは「シニアライフ・相続アドバイザー」という資格をご存じでしょうか。
ファイナンシャルプランナー(FP)などに比べるとあまり知られていない通好みの資格です。

今回、2018年1月の試験を受験し、無事合格することができました。 🙂
独学での勉強方法や試験の概要などをご紹介したいと思います。

シニアライフ・相続アドバイザーって?

FP技能士の認定試験も行っている「一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)」が実施する資格試験になります。

といっても「金融業務能力検定」の一つであり、一般の方向けというより、金融機関で働く人向けの試験と位置づけられているようですね。

年2回、1月と9月に試験が実施されています。
2018年制度変更により通年実施に。受験者本人が予約した日時・テストセンターで受験に変更。

資格取得に求められる知識

シニアライフ・相続アドバイザーの試験では次の観点から問題が出題されます。

<特 色>

◆リタイアメントプラン、医療・介護、住居、相続、お墓等、シニア(高齢者)層が避けて通れない課題についての基本的な知識を問う問題を出題します。

事例形式に基づく問題により、シニア(高齢者)層との実際の相談内容に応じた実践的応用力を判定します。

合格者には、「シニアライフ・相続アドバイザー」の認定証を発行します。

注)2018年度からは「金融業務3級 シニアライフ・相続コース」に試験名称が変わりますが、認定名称は引き続き「シニアライフ・相続アドバイザー」のままです。

【一般社団法人 金融財政事情研究会HP 種目別ガイド:シニア相談より】

問われる内容はファイナンシャルプランナー試験と重なるところも多いのですが、高齢者に特化しているのが特徴です。(当たり前か。)

問題集を手に入れてからわかったのですが、過去には「年金の具体的な支給・受取時の書類に関する注意事項」とか「お墓じまい」に関することまで出題されています。

僕自身、ちょうどFP1級実技試験を終えて、「高齢者のコンサルティングに役立ちそうな資格ないかなぁ~」と探していたところ、この資格が目に入りました。

なお、これに似た資格として 株式会社 経済法令研究会の「相続アドバイザー 3級・2級」というのもあります。

僕がなぜ、シニアライフ・相続アドバイザーを選んだのかというと、

など、あまり積極的な理由ではありません。 😛 

まぁ、そんなこんなで きんざいの「シニアライフ・相続アドバイザー」の取得に向けて勉強開始です。

受験に向けての勉強方法

問題集の入手

今回も当然独学です。

まずはどんな問題が出されるのか、きんざいのHPなどをネットで調べます。
ところが、FPと違って過去の試験問題がネット上に公開されていません。

これでは、どんな問題が出るのかわかりません。

幸い問題集は販売されているようでしたので、さっそく「シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集」を入手します。

いつものように「中古が手に入らないかなぁ」と思って探してはみたのですが、あまりにマイナーな資格のせいか、ネットも含めて中古が全く見当たりませんでした。

このため、普通に新品を購入することとなりました。 😥 

2022.9追記
試験名が変更になり、問題集も名称が変更になったので、最新版を上げておきます。

ちなみに今回購入したのは、この「シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集」のみ。

テキストは既に買っていた「みんなが欲しかった!FPの教科書2級・AFP」の最新版を流用します。

問題集で間違えたり、関連する知識については、このテキストとネット検索で対応しました。

なお、シニアライフ・相続アドバイザーのみ受験する方については、きんざいが「シニア層からの相談[Q&A]講座(2ヵ月コース)」を開講しているようです。

ですが、レベル的にFP2級テキストで十分なので、FP2級テキスト+シニアライフ問題集を買った方が安上がりだとは思います。

合格に向けた学習方法

学習スケジュール

早速ですが、学習スケジュールは次のとおりです。

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今回はFP試験の知識が、まだ残っている状態ですので、いきなり問題集を解くところから始めました。
問題の難易度としては、FP2級くらいの知識で十分合格圏内に入りそうです。

これからシニアライフ・相続アドバイザーを勉強しようという方で、まったく予備知識がなくても少し真面目に勉強すれば3か月程度で十分合格圏に入ってくると思われます。

僕も実質12月の下旬までの2カ月間で一通り終わってしまい、後は年末年始の飲み会やら、車の買替の手続きやらで、ほとんど勉強をしないまま本番を迎えることになりましたので。
(前回 1月にFP3級の受検をしたときも同じようなことを書いた気が。。。)

学習方法

実際の学習については次のやり方で進めました。

  1. 「シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集」を解く。(2巡)
  2. 2回間違った問題や自信がない問題を別途バインダーノートにまとめる。
  3. FP試験問題から高齢者に関する問題で苦手問題をバインダーノートに集約。(過去の受検の際に作成したノートからルーズリーフを移動するだけ)
  4. 苦手問題を集中的に解く。
  5. 再度、「試験問題解説集」を最初から解く。(3巡目)
  6. 問題集に添付されている過去問2回分を時間を計って回答し、本番の時間感覚を確認。
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今回も苦手問題を洗い出し、バインダーノートに綴じることで、後から苦手問題の反復をやりやすくしています。
(バインダーノートの活用方法はこちら

①間違えたり、解答に自信が持てない問題と解答・解説をコピーします。
②それをルーズリーフの表・裏に貼り付けます。
③さらに解答・解説以外にネットなどで補足する資料があれば、それも裏側に貼り付けます。
バインダーノート見開き
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問題:表側
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解答ほか:裏側
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僕の場合は、上記3にあるとおり、FP受検時に苦手問題をまとめたノートがありましたので、こちらもセットにして高齢者関係の苦手問題を集約していきました。

なお、この「シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集」は、この試験での唯一の問題集ですが、解説が微妙です。

出典に通信講座「シニア層からの相続[Q&A]講座」のページが書かれていることから、通信講座を受講している前提で解説されているようで、問題集だけでは若干生煮え感が否めません。

解答・解説欄
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かといって通信講座 10,800円なんて、とても払う気にはなりませんし。 🙁
このため、解説で分からないところは、FP2級テキストやネットで調べるなどして補足していきました。

問題集の正答率など

ちなみに上記問題集は合計3回解いています。

1回目から3回目までの各章ごとの正答率、また、巻末の直近2回の試験問題(2016年9月・2017年1月)の正答率については以下のとおりです。

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100点満点中60点で合格の試験ですので、FP2級くらいの知識があれば十分合格圏内といったところでしょうか。

このあと受験票も無事に到着し、後は本番を待つのみです。

受検日当日以降は次ページにて。

2018年1月28日 試験当日

試験開始前

「シニアライフ・相続アドバイザー」はきんざい主催の試験です。
なので、ファイナンシャルプランナーの受験会場と同じ会場でした。

ちなみに僕自身がきんざい主催の試験を受けたのは、FP1級学科の時だけです。
(3級・2級・1級実技はFP協会で受検してます。)

今回久しぶりに受験会場を訪れると、相変わらずきんざいの受験科目が勢ぞろいで、とても大きな会場でした。

試験前の説明も終了時間が異なる複数の試験があってややこしいですが、自分の受験科目の条件だけ確認しておけば聞き流してOKです。

ちなみに100人近いと思われる会場で、シニアライフ・相続アドバイザーの受験者は僕を入れて3名。

それにしても、FP1級学科の受験者より少ないとは、もはや希少種です。 😉

10:00 試験開始

「それでは始めてください。」

10:00になり、試験がスタートします。
まずは、問題の落丁チェックから。

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パラパラとめくる中で、問題もところどころ目に入ります。
特に難解そうなものはなさそうで少し安心。
いざ、問題に取りかかります。

解答の手順としては、これまでの試験と同様に以下のとおりです。

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…とここに来て問題が!
なんと、ペンケースにマークシート用の鉛筆を入れ忘れています。

問題集の模擬試験に解答用紙がついていなかったため、マークシート式であることを失念していました。 😯
このため、マークシートはシャープペンシルで塗りつぶす羽目になりました。

ところで、問題を解く中で感じたことが。

「シニアライフ・相続アドバイザー」はFP試験に比べて、問題の作りが甘い気がします。
(決して鉛筆を入れ忘れた腹いせではありません。 😛 )

例えば、この問22です。何か変だと思いませんか?

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そうです。選択肢2番に設問中に出てこない「Bさん」が現れるのです!
おそらくAさんの妻(Cさんの母)と推測されるのですが、「この人、誰?」って感じです。

当然この問題は、不備として「全員加点」となってました。

2018年1月29日付け 2018年1月28日実施シニアライフ・相続アドバイザー試験の出題不備と対応について

1月28日(日)に実施しました第128回金融業務能力検定試験「シニアライフ・相続アドバイザー」の《問22》において、問題に不備があることが判明いたしました。誠に申し訳ございません。

お詫び申し上げ、次のとおりの対応とさせていただきます。

《問22》 全員加点(2点)

このほか、解答には影響しませんが、脱字がある問題もありました。

さて、そんなことを考えながらも、問題を一通り解答し終わったのが、1時間後の11:00くらい。

そのあと、1問目から再度解答を確認して、シャーペンでマークをせっせと塗りつぶしていきます。
全て転記が終わるのに約20分ほどかかりました。

最後に、もう一度転記漏れ等がないかチェックして、11:40頃には答案を提出して退出しました。

17:30 模範解答 発表

帰宅して17:30からは模範解答がネットで公表されます。
さっそく解答と突き合わせて、自己採点を行います。

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全40問中 2問誤りで93点(のはずでした。)

特に間違えたうちの1問は最後までどちらにするか悩んだため、個人的にはやや悔いが残ります。

2018年3月8日 合格発表

試験から1カ月以上が経ち、合格発表です。
3月に入り年度末のため、仕事が多忙になってきており、結果を確認したのは発表当日の深夜。

パソコンから受検番号を入力します。
結果は合格でした。 🙂

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今回は自己採点の結果があったため、あまり緊張もしませんでしたが、その分感動も今ひとつでした。

2018年3月13日 合格通知到着

青い封筒に入って、合格通知書が届きました。
中身は「成績通知書」と「シニアライフ・相続アドバイザー認定証」

封筒の中にハガキが入っていて、少し面喰いました。 😯

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認定証については、すでに合格を確認していたので、成績通知書を開封します。
ここで衝撃の事実が!

なんと、自己採点で93点のつもりだったのが、結果は90点ではないですか!

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原因としては、単なるマークミスか、あるいは鉛筆でなくシャープペンシルを使った影響が考えられます。
いずれにしても、今後受験される皆さんは、

■マークシート用の鉛筆の準備
■マーク番号の記入の再確認

といった基本を怠らないようにしてください。 😉

2018年5月以降の試験制度変更

なお、マークシート式の試験は今回の2018年1月までで、次回2018年5月以降の試験は、「金融業務3級 シニアライフ・相続コース」として、コンピューターによる「CBT方式」の試験に移行するようです。

CBT(Computer-Based Testing)とは、コンピュータを使用して実施する試験のことで、パソコンに表示された試験問題にマウスやキーボードを使って解答します。一般社団法人金融財政事情研究会が、株式会社CBT-SolutionsのCBT試験システムを利用して実施するものです。

これにより、試験当日に合否が確認できるようになりますが、認定証は自分で印刷することになるようです。
なお、今後も認定証は「シニアライフ・相続アドバイザー」のままとなるようですね。
3級とかつかなくて良かった。

この試験自体は、ファイナンシャルプランナーの知識に、より高齢者に特化した知識を上乗せするのにちょうど良いと思います。

また、逆にシニアライフ・相続アドバイザーからファイナンシャルプランナー2級に行くのも良いかと。

シニアライフ・相続アドバイザーを受験される皆さんのお役に立てば幸いです。

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