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国内株式の売買手数料「ゼロ円時代」の到来!

楽天証券からこんなメールが届いていました。

2017年8月20日配信 楽天証券ニュース
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9月1日(金)から、いちにち定額コースの10万円以下の手数料が0円に!

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なんと、国内株式の約定価格10万円以下なら、売買手数料が「ゼロ円」といううれしいお知らせです。


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しかも、10万円以上の手数料も値下げ。さらに信用取引にも適用されるとのことです。

投資信託の場合は、購入時手数料が要らない「ノーロード」商品がありますが、上場投資信託(ETF)の場合、NISA口座からの買付でなければ通常の株式売買手数料がかかっていました。

今回の売買手数料「ゼロ円」のおかげで、NISA口座以外でのETF購入も気軽にできるようになりそうです。

「無料化」をめぐる注意点

ただし、いくつか注意点が。

ゼロ円が適用されるのは9/1約定分からです。(なお後述するSBI証券は9/4約定分から。)
取引を「いちにち定額コース」にしなければいけません。(「超割」「ワンショット」は変更が必要)
NISA口座以外の特定口座等の場合、配当金や売却益への課税が発生します。
 

ちなみに、僕は「ワンショットコース」を使っていますが、試しに「いちにち定額コース」へ変更しようとしたところ、「執行中注文があるため、変更できません」旨のメッセージが出て変更できませんでした。
現在執行中の注文をすべて解除しないとコース変更できないようですね。

他社にも同様の動き

また、今回の手数料引き下げをアピールする中で、ご親切に他の証券会社との比較がなされています。


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ん? よく見ると、SBI証券や松井証券も10万円以下は手数料ゼロ円ですね~。

それぞれの状況を確認してみます。

まず、SBI証券。


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続いて、松井証券。


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なるほど、SBI証券は楽天証券とほぼ同時期(9月はじめ)に開始するようです。
松井証券はいつから取り組んでいるのかよくわかりませんでした。

いずれもネット経由に限った引き下げになるようですが、少額の売買時がメインの庶民にとって、手数料が引き下げられるのはありがたいことです。

これをきっかけに、「貯蓄から投資へ」の流れが進んでいくと良いですね。

 

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